わたしの根底にある「暮らしとキャンプ」にまつわるメインの部分のこと。実は今まできちんとお話したことがなかったので、これを機にブログにまとめてみました。“キャンプにも行くわたし”視点で集めた暮らしの道具たち。ただ安いものを仕方なく寄せ集めて愛用しているわけではなく、厳選したアイテムで少ない持ち物で暮らす(キャンプする)ことを大切に、モノ選び自体も楽しみながら継続してきました。
家でも使えるキャンプ道具ってブログはよくあるけど、じゃないです。逆です。いつも家で使ってるものをキャンプ道具にしています。厳選道具4選も後半に。誰かの参考になるといいな。
シンプルなミニマル思考に至った経緯
「どうせ買うなら質の高い買い物をして、安易に買い替えないで長く使った方が結果的にお金がかからないんじゃないの?」と思ったのが始まり。全てはお金がなかったことから始まってるんですが、そんな中でも「キャンプでも使えるものがどうせなら欲しい」という“どうせなら精神”も当時から山盛りでした。
そうして道具集めしながらファミリーキャンプデビューしたのは9年前のことでして。こんな風に今でも同じ基準でモノ選びし、暮らしの道具を駆使しながらキャンプへ繰り出しているわたしがいるというのは…これが“最高なモノ選び法!”と満足しているからこそ。無駄だな、と思うことがあればとっくにやめる性格であることはみなさんもよくご存知のことかと。
安易に買い替えない=捨てない暮らしは、今やサスティナブルだしエシカル。地球にだけじゃなく巡り巡ってみんなにもいい、誰も傷つけない“ステキ思考”だと思ってます。
初心者こそ「キャンプ」との兼用を
キャンプデビューしたいからと言って、キャンプのこと何も知らないのにキャンプにしか使えないモノ何万円もかけて揃えてませんか?で、収納場所ないからって物置買ってないです?笑
初期に張り切って買ったモノって、1周したら「あの時なんでこれ買ったん?」って自分問うの。絶対。
だから、今後行くかもわからんのに大金叩いて購入し、わずか1年後に「まじいらん。笑」と思うようなモノ買うって、、無駄が多いんじゃないかなって。代わりに「これキャンプでも使えるかも?」と思いながら質の高い買い物を普段から心がけると、物置まだいらない生活遂行できますよ。我が家には、物置ないのにキャンプ道具だけじゃなく日用品ストックスペースまで実はあります。笑
暮らしとキャンプを兼ねるメリット
ズバリ!メリットは、モノの保管場所問題の解消もそうですが、何よりキャンプでの「えっと、どうすんだっけ?問題」の軽減と、「あれどこだっけ?問題」によるイライラの軽減です。
マグとかお皿とか、形状や材質が違えば持つ時の力の入れ方も実はそれぞれに異なっていて。特にこどもは年に2回使うだけのモノより、毎日家で使い慣れているモノを扱う時の方が当然粗相に繋がりにくい。手が慣れているってキャンパーとしてもかなりの高スキルで、キャンプでも使えそうな暮らしの質が上がる道具を使い込んで持ち出せば、現地DEモタモタタイムとはおサラバ。そして全てがスムーズに進み、キャンプが楽しい思い出になって「また行きたい!」につながります。
あと、キャンプでも生活感を消したくてカバーをつけたり仕舞い込んだりしがちですよね?でもこれも普段からカバーがついているものを持ち出したのであれば、、、こどもにも説明不要で認知されます。
このように、毎日使ってるものをキャンプでも使うことができれば、キャンプデビュー戦にも関わらずキャンプレベル自体はすでに中級者。わたしは母子キャンプ専門なので、モタモタ、イライラをいかに少なく済ますかが快適なキャンプの重要なカギと思っているし、実際にそうしてて良かった!に何度も遭遇しています。
キャンプでも機能性抜群の暮らしの厳選道具4選
4年間のファミキャン、5年間の母子キャンを経て、使い勝手にもシビアなわたしがこれだけは外せない暮らしの道具をピックアップ。ミニマリストママキャンパー、というと少し恥ずかしいんですが、それを代表してお伝えします。笑
野田琺瑯 ホワイトシリーズ レクタングル
これはほんと、ていねいに暮らしたい主婦に人気の道具。わたしはホワイトシリーズは6つ持っていて、家のタッパーを脱プラスチックにしたくてコツコツ収集。オーブン、直火、IHと意外とオールマイティなので、食べ物の保存容器としてはもちろん、オーブンでケーキ焼いたり、布巾の漂白したりに使っています。
ある日のキャンプでは、家での残り物をそのままキャンプに持ち出して、蓋外してそのままあっためてテーブルに並べておかずとして食べ、空になったら翌朝コーヒー用のお湯沸かしたり、缶の飲み物を湯煎したり。その後鍋したりパンの食べ残りを家に持ち帰るために保存容器にしたりと、暮らしとキャンプの境界のない使い方もおすすめです。プラスチックでなく琺瑯の保存容器だからこそ叶う大好きな活用方法です。
無印良品 ポリプロピレンウェットシートケース
我が家のテーブルに常時置いてある唯一のものを、キャンプにも持ち出します。キャンプ飯って手が汚れるメニューやりがちなんでウェットティッシュは欠かせません。こんなにシンプルに生活感隠せてるのにどこに入っているかの説明不要で、誰もが理解しているステキアイテム。なぜならいつも家で見ている白い塊だからであーる。
我が家はキャンプに持ち出すというか、道中の車内で腹ごしらえすることは定番なので、まず車に持ち出して、そのままキャンプ場へも持ち出す、という流れです。蓋が片手で開けられるというのがいいのです。
PRIMS コーサマグ
これはいわゆるアウトドア商品なんですが、家でこそ超コスパ発揮するスーパーマグ。ダブルウォール構造で冷たいものは冷たいまま、熱いものは熱いままを長時間キープしてくれます。夏は当然氷不要。冷蔵庫で冷えていてくれさえすれば、冷たい飲み物が長時間楽しめます。
以前はこどもが小さかったこともあり、落としても音の響かないダイネックスマグを愛用していたんですが、どうにも嵩張るので。ステンレスだから色移りも臭い移りもなし。お手入れも簡単なんです。
一見、子どもには持ちにくそうですが嫌がることも手こずることもなく、スッとみんなのお気に入りに。上品なカッティングにより口当たりが最高に優しい。温め直す必要も氷を足すことも不要のお財布にも優しい道具です♡
リネンタオル
これは本当に素晴らしくて3年使った後に2回目のリピしてます。このリネンタオルは一般的なパイルタオルに比べて畳んだ時の量(カサ)が半分以下。んで薄いのにリネンは綿の7倍の吸水率。なのに速乾。家での収納面積だけじゃなく、キャンプでの積載量も気にしなくてもいい超高スペックタオル。わたしはこの速乾性を利用して、2つ折りで干して洗濯畳む工程も1工程分省略して時短家事してます。梅雨や台風多発の部屋干し期間でも臭くなることなく乾いてくれます。
2時間もあればキャンプのタープ下でも、チェアの背もたれでほんとよく乾きます。昼間は川遊びに使ったタオルも、夜お風呂に行くときには完全に乾いた状態で使用できます。いつでも乾いたタオルで身体が拭けるのって気持ちいいですよね!リネンって高って思われがちですが、コスパ最っ強よ。
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まとめ
フルタイムで働くシングルのような暮らしをしていたママキャンパー時代。これらの機能性抜群の道具たちにかなり救われました。本当に、どれも、毎日使ってる。笑 これはキャンプ道具、これは家の道具なんて、誰が決めたの。
実際はキャンプも遊んで食べて寝るだけの“ただの暮らし”の延長。兼用できないはずがないんです。もっと柔軟な頭で「キャンプのある暮らし」を楽しんでみてね♡